2019-09-10
クープ・デュ・モンド日本実行委員会
2019年代表選手による特別講習会を開催
クープ・デュ・モンド日本実行委員会(小澤俊文実行委員長)は、6月18日(火)・19日(水)の2日間、ドーバー洋酒貿易(株)を会場に、表題の講習会を実施した。
国際製菓コンクールとして名高い「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」は、1989年にフランス・リヨンにて初開催され、今年2019年大会で30周年を迎えた。日本からは、五十嵐宏氏(パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ)を団長に、リーダーでアシエット・デセール/ピエス・ショコラ担当の西山未来氏(㈱シュゼット・ホールディングス)、アントルメ・ショコラ/アメ細工担当の伊藤文明氏(パティスリーメゾンドゥース)、アントルメ・グラッセ/氷彫刻担当の小熊亮平氏(㈱グルメ和光)が出場し、見事銀メダルを獲得した。
講習は、午前中に各選手がそれぞれ担当した味覚作品の製法を解説し、午後からは、西山・伊藤氏による各ピエス作品ならびに小熊氏による氷彫刻の実演が同時進行で行われた。助手として2021年度大会に出場する、原田誠也氏、塚田悠也氏、赤羽目健悟氏の3選手がサポートについた。
この間選手や団長の五十嵐宏氏は、大会までの道のりや大会中に起こったアクシデント、またレシピやフォルムが決定するまでの紆余曲折などのエピソードや苦労話をコメントした。
会場には、クープ・デュ・モンド出場を目指しているパティシエを中心に、オーナーシェフの姿も散見されるなど各日100名超の受講者が集まった。
同実行委員会では、9月18日(水)に2021年大会に出場する3選手による国内予選出場を目指すパティシエを対象にした講習会を実施予定。
2019-09-10
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ
2019年伝統菓子勉強会を開催
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ(西野之朗会長)は、6月26日(水)にドーバー洋酒貿易(株)講習会場にて、「Nouvelle tradition à ma façon ~新たな伝承、私流のお菓子~」をテーマに勉強会を行った。これは毎年開催しているもので、フランス伝統菓子の本来の魅力や文化を大切にし、伝えていく目的で行っている。
今年の東京会場では、大亀善孝氏(ヴィロン)と島田徹氏(パティシエ・シマ)の2名のシェフがデモンストレーションを担当した。
講習会場には、同クラブ会長の西野之朗氏をはじめとした理事やシェフ会員、クラブ会員が集い、実演終了後はシェフメンバーが持ち寄った菓子にまつわるエピソードに耳を傾けながら、15種類以上の菓子を試食した。
また、同様の勉強会が大阪会場にて6月20日(木)に行われた。
勉強会(東京会場)参加シェフリスト
店名 | 名前 | 菓子名 |
---|---|---|
メゾン ドゥース | 伊藤 文明 | ガレット・デ・ロワ ヌーベル |
アヴランシュゲネー | 上霜 考二 | キャレ パッション |
ヴィロン | 大亀 善孝 | ベラベッカ |
パリセヴェイユ | 金子 美明 | タルト リュバーブ オランジュ |
オクトーブル | 神田 智興 | パリブレスト |
パティスリーユウササゲ | 捧 雄介 | スリジエ |
パティシエ・シマ | 島田 徹 | タルトシトロン エマ |
リョウラ | 菅又 亮輔 | ケークオフリュイ |
ジャンポール・チェボー | ジャンポール・チェボー | マカロン・ド・ナンシー |
キャロリーヌ | 中川 二郎 | ドミノ |
メゾン・ド・プティフール | 西野 之朗 | Enfer des Anges |
菓子工房グリューネベルク | 濱田 舟志 | ガレット・デ・ロワ カラメルブールサレ |
ル・ポミエ | フレデリック・マドレーヌ | モワルーショコラ アマレーナ |
フランス菓子 トワグリュ | 三鶴 康友 | ビスキュイ・ド・サヴォワ |
ダロワイヨジャポン | 持永 定治 | オペラ フォレノワール |
ドゥヴルベボレロ | 渡邊 雄二 | ノネット |
ノリエット | 永井 紀之 | ボンブグラッセ |
メゾン ジブレー | 江森 宏之 | コクトーレン |
2019-09-10
技術コンクール(2020シャルル・プルースト杯選考会)に向けての技術講習会
~2018シャルル・プルースト杯総合優勝 石黒啓太氏によるコンクールテクニック~
内海会(横田秀夫会長)は、6月12日(水)日本製粉(株)東部技術センターにて表題の講習会を開催した。講師は、2017年の内海杯で 優勝して日本代表権を得、翌年パリで開催された国際コンクール「シャルル・プルースト杯」で総合優勝した石黒啓太氏(イーストギャラリー/(株)シュッティヤナセ)。解説は、内海会理事で2008年のシャルル・プルースト杯で総合優勝した冨田大介氏(カルチェ・ラタン)が担当した。
講習会では、マロンをテーマにした生菓子を講習した後、メインのチョコレートに、アメとパステヤージュを組み合わせたピエスモンテの製法について「実際にパーツを見て触れられるのは講習会に来た人の特権です」(冨田シェフ)の言葉通り、型の作り方や、型やパーツを強固に貼り合わせるための雄雌(凸凹)の作り方、壊れにくい重心の採り方、着色やツヤ出しの方法などを説明し、製作のポイントはもちろん、壊さず搬入するために、ルートの下見を行うなど細心の注意を払った経緯等も語られ好評を博した。
2019-09-10
日仏商事 フレキシパン新商品を使用した講習会を開催
グラスファイバー不使用で複雑な形も表現できる“フレキシパンインスピレーション”新登場
当工業会賛助会員の日仏商事株式会社(筒井潤代表取締役社長/兵庫県神戸市)は、6月28日(金)同社東京事業所にて、9月からリブランディングするフレキシパン(ドゥマール社)の活用をテーマに講習会を開催した。
講習会では、シャンパーニュ地方にあるブーランジュリーの4代目、ギョーム・ショッポヴェン氏を講師に迎え、パティスリー、ブーランジュリー向けの焼き菓子やヴィエノワズリーのデモンストレーションが精力的に披露され好評を博した。
■新しくなったフレキシパン(3タイプ)
フレキシパンオリジン:グラスファイバーが入り、丈夫でフレキシブル
フレキシパンエアー:タルトや焼き菓子、シュー生地、パンに最適なメッシュタイプ
フレキシパンインスピレーション:グラスファイバー不使用で、複雑な形が表現でき、特注品も対応可
2019-08-07
エコール ヴァローナ 東京
エティエンヌ ルロワ氏を招致し講習会を開催
当工業会賛助会員のヴァローナ ジャポン株式会社(ブルーノ・ボードリ代表取締役/東京都千代田区)は、2017年クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーでフランスチームのリーダーを務め見事優勝を果たしたエティエンヌ・ルロワ氏を招致し、講習会を実施した。
5月27日(月)~28日(火)の2日間でアントルメ・タルト研修会を、29日(水)~31日(金)の3日間でピエス・ショコラ研修会をいずれも実習形式で行った。
31日のピエス・ショコラ研修会では、「マリン(海)」をテーマにしたパーツ製作とモンタージュを実施。受講者はルロワ氏の実演と解説を熱心に聞き、自身のピエスモンテに向き合う姿が見られた。
エコールヴァローナ東京では、来年春にもルロワ氏を招致し講習会の開催を予定している。
エコール・ヴァローナ東京では第一線で活躍する国外のシェフを招致し、秋からは少人数によるモンタージュ・ショコラの研修会を開催する。
店舗の製品ラインナップの強化やチョコレート細工のブラッシュアップに繋がるよう、ディスプレイや贈答品に向けた内容の研修会を実習形式で用意している。
詳細は、エコール・ヴァローナ東京まで Tel.03-5215-2511
〈モンタージュ・ショコラ研修会 定員8名〉
9月24日(火)~26日(木) エンリック・ロヴィラ(Enric ROVIRA)
10月2日(水)~3日(木) リュック・エリエ(Luc EYRIEY)